こんにちは、調剤事務歴15年のうさぎ太郎です。
調剤薬局には「大手チェーンタイプ」「個人経営タイプ」「ドラッグストア併設タイプ」と大きく分けられるのではないかなと思います。最近はショッピングモール内に薬局ある薬局も増えてきましたね。
私は調剤事務経験のほとんどをドラッグストア併設型の調剤薬局で積んできたので、そこそこメリット・デメリットをしっかり実感しています。前回はドラッグストア併設型の調剤薬局のメリットをご紹介したので、今回はデメリットについて掘り下げて解説したいと思います。2つの記事を合わせて読んでくださると幸いです。
初めて調剤事務として働くことを考えている未経験の方も、これから薬局のタイプを変えて転職活動を考えている経験者さんも、もしドラッグストアが母体の調剤薬局で働いたことがなければ、ぜひ読んでいってください^^
前回、結構魅力的なメリットが多かったけどデメリットもあるのかな?
この記事ではドラッグストア併設型の薬局で13年働いた管理人が、ドラッグストア併設型薬局ならではのデメリットについて解説するよ!
おさらい:ドラッグストア併設調剤薬局のメリット
デメリットの前にメリットのおさらいをしておきます。
- 患者さんが待ち時間に買い物に行ってくれるためプレッシャーが少ない
- 「登録販売者」の資格が取りやすい環境
- 働くついでに買い物が出来て便利
- 福利厚生の一環として割引制度があるかも
- いろんな経歴の人が集まりやすい
- 駐車場が近くて広い
こんな感じで、結構メリットもあり、うさぎ太郎はがっつり長くお世話になりました。
医療職と小売業の両方の良いところがあった感じですね。
ドラッグストア併設調剤薬局のデメリット
ドラッグストア併設型の調剤薬局では「医療職」と「小売業」の両方の良いところが享受できる一方で、だからこそのデメリットはあります。順に解説していきましょう。
患者の間口が広い為、お客さんが気軽に何でも聞きに来る→調剤業務以外に手を取られることが多い
ドラックストア併設型調剤薬局を退職し、個人薬局に転職してから、まず痛感したのがこちら。
ドラックストア併設じゃない調剤薬局では、お客さんに手を取られることがグンと減りました。事務業務がはかどるのです(笑)
ドラッグストア併設にどっぷり浸かっていたうさぎ太郎は「接客業務がある」ことが日常だったのですが、個人薬局に転職してから「あまりに接客要素が少ない」ことに拍子抜けしたのでした。
ドラックストアって調剤薬局単体のお店より格段に入店しやすいので、処方せんがなくても、ちょっとした市販薬・健康食品の相談、商品の取り寄せ、薬袋を捨てちゃって何の薬か分からなくなっちゃった・・・とかの相談が他の薬局より気軽に出来るんですよね。
電話対応も同様です。
ドラッグストア部門と調剤薬局部門では、もちろん別の電話番号があるのですが、結構な頻度でドラッグストア部門に関しての問い合わせがきていました。
「介護用品や衛生用品の有無」などはまぁ仕方ないのですが、「今日のチラシの商品まだありますか」「紅ショウガありますか」「返品できますか」「そちらで買った血圧計が動きません(結局電池切れでした)」みたいなのも受けなくてはいけません。
答えられないものはもちろん即ドラッグストア部門の人に電話を取り次げば済むのですが、そういった本職とは関係のないことで処方せんを捌く手が止められることが多いというのは、ドラッグストア併設型調剤薬局のデメリットです。
薬剤師さんの中にはそういった「なんでも相談できる町の頼れる薬剤師さん」を志して入社して来られる人もおられるので、そういう人には「本職とは関係ないこと」でもないのかもしれませんが、ただ、手を止められることがやたらと多いだけです。
もちろん市販薬の相談を受けるために、処方せんの薬の患者さんに交じって待合室で待ってもらう案内したりすることも多いので、受付に立つ調剤事務としては、目配りも必要になります。(OTCには登録販売者が常駐していますが、その存在をスルーして薬剤師さんに相談したいということは多いですねぇ…)
処方せんがなくても気軽に入れるのがドラッグストア併設型調剤薬局の良いところなので、メリットデメリットは表裏一体です。
就業規則がドラッグストア部門寄りである
これは仕方ないことかもしれませんが、ドラッグストアが母体なので基本的な会社のルールは大多数を占めるOTC側に寄り添ったものとなりがちです。
年間休日日数とか、年中無休で営業しているなりの休日数だったりします。他の調剤薬局がお休みなことが多いお盆・年末年始なども営業していることを求められがちです(会社にも、お客さんにも)。
うさぎ太郎の個人的な話。
独身時代は全然構わなかったけど、結婚して子供を産んでからは、結局この点が足枷になっちゃって正社員を辞めた次第です。
異動が多い
これは店舗数が多い調剤薬局ならドラッグストア併設ではなくてもよくあることなのかもしれません。
が、やはりドラッグストア併設は多めな気がします。私の所属していた調剤薬局では調剤→調剤はもちろんのことですが、ドラッグストア→調剤という部門を超えた異動もあったのでなおさらそう感じるのかもしれません。
また、大手調剤薬局チェーンは門前病院が確保できた上での出店がメインなので、出店スピードに限度がありますが、ドラッグストア併設だと既に箱はあり、土地が良く人員さえ確保できれば出店できる状態にあることも一因。会社の状況によりますが、成長戦略としてどんどん調剤店舗を増やしている会社はもちろん異動が多いです。
異動無しの条件でパートとして働いていても、一緒に働くメンバーはどんどん変わっていきますね。でもこれも一長一短だと思います。嫌な人とずっと一緒ではないというね。
まとめ ~メリット・デメリットを天秤にかけて、良い職場探しを!~
ドラッグストア併設型調剤薬局のデメリット、いかがだったでしょうか。
まとめると
- お客さんに手を取られることが多い
- 就業規則がドラッグストア部門寄り
- 異動が多い
となります。
実は私もこの形態の会社から離れて初めてデメリット部分に気づく場面も多かったです。
基本的にはドラッグストア併設型調剤薬局は私にとってはメリット部分(特に小売業ならではの福利厚生)が大きく満足して長く働けました。子供の成長に合わせて、条件の合う会社に転職しましたが、ドラッグストア併設型調剤薬局での経験は大いに活かせた転職となりました。
メリットを解説した記事と合わせて、調剤薬局で転職を考えていらっしゃる方に少しでも参考になれば幸いです^^
また、私が答えられることがあればお答えしますので、この記事に関する質問もお気軽にどうぞ^^
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