こんにちは、調剤事務歴15年の、元調剤事務うさぎ太郎です。
少し前のことになりますが、実は私うさぎ太郎、家庭の事情で勤めていた薬局を辞めました。
家庭が落ち着いたら、また調剤事務として復職を考えておりましたが、たまたまとある会社とご縁があり、現在は薬局とは全然関係のない業界で一般事務としてパートで働き始めたところです。
調剤事務歴15年と過去1年間言ってまいりましたが、そんなこんなで今回冒頭の1文が変わりました(笑)。
さて、せっかく転職してみたので(?)数回に分けて、「調剤事務からの転職」というテーマで私が実体験に基づいて言えることを語ろうと思います。
調剤事務という職に未練がありつつも、他職種に転職したのですが・・・そ葛藤、みんな聞いてくれる?
調剤事務という職業を手放す決意をした理由
今回は15年も続けてきた調剤事務を転職するにあたり、どういう考えで調剤事務という職への未練を断ち切ったか、をお話ししたいと思います。
ただ、最初に言っておくと、実はまた折を見て調剤事務という職に戻る気はあるのです。
でも、いったん辞めました。
その理由を解説していきますね。
① 扶養の範囲内で働こうとしたら、希望の条件を満たす薬局がなかった
調剤事務という職業は、世の中では以下のように認識されていることが多いかもしれません。
調剤事務って、転職に困らないイメージ。資格の通信講座とかで、働き先が多いってよく書かれているし。
そう、資格の通信講座などの調剤事務の紹介では、「働き口に困らない」「日本全国、引っ越ししても働き先がある」みたいに書かれているのですが、子育て世帯・介護世帯にそんなに甘くはありません。
正社員、派遣社員などフルタイムで働くことが前提なら確かにそんなに困らないのですが、時間や曜日や勤務地を限定すると、それほど柔軟に調剤事務として働かせてくれる薬局は多くありません。
そう、薬剤師のように「扶養の範囲で週2~3回、短時間でも即採用」みたいな求人は調剤事務にはそうそうないのです。たま~、にありますけどね。
でもずっと希望の求人が出るのを待っているよりは、働きたかったのです。
なので、私が扶養の範囲を超えてがっつり働ける状況になるまでは、調剤事務という職にしがみついて他の条件を妥協する(給料・勤務地・就業時間)ことを諦めました。
② 今が一番若いから、他の職もやってみたいと思った
これも大きな理由です。…文字に書くと、なんか意識高い人みたいで、実際の私の姿と乖離がありそうですが…
新卒で調剤薬局で働き、途中、税理士事務所で1年ほど経験を積んだこともありましたが、また薬局に戻ってきた・・・という経歴のうさぎ太郎。
調剤事務界隈の事はだいたい経験出来た(と思う)ので、せっかく他の職の選びシロがあるのなら、そちらを選択してみるのも楽しいではないか。。。だって現在42歳。。。
これからどんどん選択肢が狭まっていく人生で、せっかく調剤事務以外の仕事をするチャンスがあるなら、その経験も積んでおこう、と思ったのです。
調剤事務という仕事が気に入っていたけど、他の仕事もしてみないと、本当に調剤事務が良い仕事なのか分からないし。(少なくとも税理士事務所の事務員よりは良かったですが)
実は縁があり、転職先は知人から紹介していただきました。
うさぎさん、求人探してんの?私の職場、これから人手が足りなくなるから求人出すところ。求人出す前に上司に掛け合ってみるわ!
てな具合です。
「調剤事務という職を15年やってきた」という自負が邪魔をして調剤事務という職をエイヤっと手放せない気持ちもありつつ、せっかくいただいたご縁のある所に飛び込もうと思ったのでした。
③ 産休・育休を経験し、3年程のブランクは障害にならないと判断した
私は1人目の育休中にそのまま2人目の産休に入ったものでして、出産で丸3年ブランクを作った経験があります。
3年も働いていなかったら仕事忘れちゃってるかな、と思いつつ…上の子2歳10カ月&下の子10カ月の時に寝不足の脳みそ抱えて育休復帰したのですが、復帰した1週間後、会社は私に言い放ちました。
うさぎさん、来月新店オープンさせるんで、そこよろしく!
というわけで、産休・育休で3年ブランクのあった万年寝不足の私は、復帰翌月から小児科門前の新店の調剤事務を任され、完全なる未経験の新人の調剤事務さんをを一人、あてがわれたのでした。
まぁ、いろいろありましたが、この経験から、3年程度のブランクは自分で巻き返せるという経験をしまして、私の中の私が
いったん辞めても、戻ればそれなりに何とかなるから辞めて良し!
と、一旦調剤事務という職を離れることにゴーサインをくれたのでした。
繰り返しますが、15年も調剤事務をしていたので、ポイっと未練なく調剤事務という職を捨てられるわけではなく、折を見て戻れる状況になったら戻るという選択肢は温存しているのです。
なので、その「折」に「3年」という目処を持たせて、職を離れる決心をしました。
④ 薬剤師ではないのだから、どの業界でも選び放題!と思った
そして、調剤事務をいったん辞める踏ん切りをつけられたのは、薬剤師さんを長年見ていて、こう考えたのが決定打でした↓
薬剤師が薬剤師以外の職に転職するのは、手放すものが多いから難しい。
でも調剤事務は、手放すものは何もないから、やりたいことやればいいのだ!わはは!
開き直ったのです(笑)。
薬剤師のような国家資格だと、資格を活かさないことに罪悪感を感じると思います、特に家庭がある人は。
「資格を取るためにかかった学費」「血反吐を吐いた国家試験」「薬剤師手当というパワー項目」「日々研鑽してきた知識」「HPKIカード」「薬剤師会に払い続けた会費」「金融周辺の信用度」・・・ね??
これらを全て手放して他の職に就くことはなかなか難しいと思います。その代わり、調剤事務と違って薬剤師は薬局以外の活躍の場がたくさんあるのが羨ましいところですが。
ところがどっこい、それに比べて調剤事務は特に手放して困るものなどないのです。調剤事務が調剤事務以外に転職する時に手放すのは「せっかくここまでやってきた」という執着だけです!
↑薬剤師は大学6年間で数百万~1000万円以上資格取得にお金がかかっているのですが、調剤事務講座は通信講座で44,000円です。。。薬剤師に比べて遥かに身軽なのです(笑)
そもそも私は調剤事務資格も持っていませんし、登録販売者資格は職を離れたからと言って問題ありません。これらの資格に惜しむべく金銭をかけてなどいないのです。調剤事務として費やした時間は給料という形で既にペイしていただいているのです。
調剤事務の職に戻りたくなった時に、ブランクが出来ることを恐れはしたけど、それば前述したように何とかなるという実体験もありました。
ということで!
3年を目安に(40代後半になってしまうこともあるので)、調剤事務以外の仕事を楽しんでみるという選択をしたのでした。
3年を目処にうさぎ太郎は一般事務から調剤事務に戻ってくるのかどうか、その辺も今後のお楽しみにしていただけたらと思います(笑)
まとめ
ということで、今回は15年調剤事務として働いて、なかなか調剤事務という職への未練があった私が、どういう思考で他の職につく決心をしたのかをお話ししました。
- 働く時間を制限しようとしたら、条件にあう求人は存在しなかった
- 他の仕事をやってみたいなら、早いに越したことはない
- 多少のブランクがあっても調剤事務には戻れる
- 薬剤師のように執着する必要のない職業である
このように考えて、今実際に転職先で働いていますが、今までとは全然違う経験をしていて、今のところ毎日楽しく働いております。
15年続けてきた仕事に誇りはあったけど、執着しすぎして、本来求めている生活と理想の生活が乖離するのは良くないと思ってのことでした。
さて、こんな感じで調剤事務の職をいったん離れたうさぎ太郎が、この「調剤事務のお部屋」というブログ継続するのを不愉快に思われる方もおられるかも知れません。
でも、まだブログに書きたいことが書ききれていないうちは、運営を継続していこうと思っています。お付き合いしてもいいよって方は、これからもちょこちょこブログを覗いてくださると嬉しく思います!
調剤事務を離れたからこそ書けることも、今後は書いていけたらいいなと思うし、前述したように、また3年を目処に調剤事務に戻りたい気持ちもあるので、今後ともよろしくお願いいたします!
次回は転職話の続きとして、一般事務に転職して良かったことを解説したいと思います!
「調剤事務のお部屋」ブログは基本的に毎週月曜日更新しております。よろしければ、ちょこちょこ覗きに来てね!
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